無理して頑張る時期があってもいいけど、無理せず自然に残ったものが本当の力になる

何かを新しく始める時に、無理せずにできるようになるのは理想です。でも、初めのうちは無理してでも量をこなし、慣れることが必要なこともあります。無理せずできるようになるために、無理して頑張る時期があってもいいのです。

無理してやれる期間は、そんなに長くは続かないのだから。

紫陽花

やれる時は無理してもいい

やり始めの頃は、夢中になって時間を忘れるくらい没頭してハマるようでなければ、スピード感のある成長は望めない。そもそも夢中になれない程度なら、そのことに向いていないのかもしれません。

食事を抜いても、友人や家族との時間を削ってでもやりたいことがあるのは、ある意味で恵まれていて幸せな状態です。夢中で突き進んでいる時は、疲れを感じないどころか、充実感であふれた気持ちになっていたりします。

そんな時期があってもいい。むしろ、やれる時は無理をしてもいいのです。無理して頑張ってると、無理せずできるようになっている自分に気が付く瞬間があります。無理せずできるようになったら、少し注意してください。

無理して得たものにしがみつかない

無理することが日常になっていると、心と体の疲れに気付きにくい場合があります。長い期間ずっと無理をし続けることは難しいです。心身の変調に気が付くのが遅れてしまって、倒れないように気をつけて。

やり始めの頃と違い、無理せずできるようになった時には、意識的に肩の力を抜いてみることをおすすめします。自然体になって、心身の状態や自分の状況を観察してみてください。

できるようになったこと、得た知識や技術、その世界でのポジションや人間関係を手放さないために、しがみつくために無理をしていませんか。その頑張りが、心と体に負担をかけていませんか。

得たものをなくすことを恐れず、肩の力を抜いて自然体でできることだけやってみれば、無理をして得たものは自然となくなっていきます。

自然に残ったものが、本当の力になる

あなたに本当に向いているものは、あなたの中に自然に残ります。そして残ったものが評価され、あなたの本当に力になります。

力が入ったガチガチの状態で心も体も固まっていると、折れやすくなります。肩の力を抜いた自然な柔軟さには、曲がることはあっても折れにくい、しなやかさがあります。

力いっぱい全力で走れる距離も期間も、人それぞれです。他人のペースを気にする必要はないのです。条件が違えば、使いものになる能力や資質も変わってきます。やれる時は、無理して頑張ってもいいけど、自然に残る本当の力を意識することを忘れないで下さい。

折れてしまわない、しなやかさを手に入れましょう。

では、また

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