子供の習い事は親の願望を満足させる道具じゃない

子供が3歳を過ぎる頃になると、「そろそろ習い事でもさせた方が良いのかな?」って思い始めますよね。何歳から何を習わせるのか、語学?楽器?スポーツ?

何にせよ子供の習い事は、親の願望を押しつけるのはダメだと考えています。子供が自発的にやりたいと思う事があれば、やりたいと思った時期に始める程度の余裕は欲しいですね。

娘がピアノを習い始めました

今年5歳になる娘が4月からピアノのレッスンに通い始めました。同じ保育園の仲良しの友達が去年から通っていて、ピアノのレッスンの話を聞いた娘が興味を持ったようで、自分から「ピアノやりたい」と言い出した事がきっかけです。

私自身は楽器の演奏が全く出来ないので、「ピアノやギターを弾けるのは良いな~」と思っていましたが、子供に自分の出来なかった事の願望を押しつける気は全くありませんでした。ちなみにカミさんは保育士なので当たり前にピアノは弾けますし、サックス奏者でもあるので楽器を習わせたいと言っていました。

カミさんの願望はあったものの、「親がピアノに行けっていうのは違うよね」という事は夫婦の共通認識としてあったので、本人が何かやりたいと言い出すまで放置していました。

習い事は親のエゴを発露する場ではない

「何かやらせないといけない」とか「自分の子供にはこれをやらせたい」とかいうのは、親のエゴじゃないかと思います。

親自身がその道のエキスパートなら、同じ事をやらせる場合もあるかもしれない。けど、その道を極めていればいる程、同じ苦労をさせたくないと思うのも親心です。ましてや自分の出来なかった事をやって欲しいなんて、子供にとっては「知らんがな!」でしかない。

あくまで子供の自発的な意志で始めないと続ける事は難しいと思います。「やらされてる」感覚なら、壁にぶつかった時に乗り越える粘り強さが出てくるわけがないです。

何をやっても親のフォローは必須

たとえ自分からやりたいと言ったことであっても、小さい子供って飽きっぽいですよね。家での練習に親が付き合ったり、レッスンに同伴していない方の親が習い事の様子を聞いたりすることは大切だと感じています。

習い始めは出来ないことの方が多くて当たり前で、出来ないことを嘆く暇があれば、出来たことを一緒に喜んで楽しまないと、継続するのは難しいですよね。自分でやると決めた事でも、やり続ける事が難しいのは大人も同じなのではないでしょうか(ダイエットなんかは典型的ですね)

子供が何に興味を持つかは親次第

まぁ別に、やり始めたからずーっと続けないと絶対ダメって思っているわけではないです。子供が興味をもって続けるのであればそれで良いし、別に興味があるものができればそっちに移っても構わないですね。

結局のところ、子供が何に興味を持つかは親次第です。親が本も読まず、音楽も聴かず、映画も見ず、スポーツも旅行もせず、スマホいじってばっかりなら、子供の興味の範囲がひろがらないのは当たり前ですよね。

子供は親である自分の鏡です、自戒を込めて親自身の生活を見直します。

では、また

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