子供が切りキズを作っても慌てない、家にあると助かるケア用品3つ

子供はいつだって元気が一番なのは分かっているのですが、元気がありすぎてケガをするのは親として心配ですよね。多少の切りキズや擦りキズなら、救急絆創膏や高機能絆創膏(キズパワーパッドTMなど)で対応できますが、傷が深かったり幅がある場合はどうでしょう。

娘が転んでアゴと下唇の間に切りキズを負った時も、幅は狭いけど傷が深い状態でした。念のため病院を受診しましたが、傷が深いので出血が多いため縫合をすすめられました。結果的には縫合用テープでの治療となりましたが、家庭でのケアに役立ったモノを紹介します。

出血が多い場合は滅菌ガーゼ

お医者さんには「針と糸を使って縫合してしまえば出血は抑えられる」と言われ、娘も頑張ったのですが怖さには勝てず、縫合用テープで固定するだけで病院での治療は終了。処置後も出血は止まらず、キズの上の滅菌ガーゼには血がにじんできていました。

「出血が気になるようなら、薬局などで売っている滅菌ガーゼを購入して貼り替えて下さい」とお医者さんに言われたので、ドラッグストアで購入したものがこちら。白十字の高吸収ワンタッチパッド(Sサイズ)です。

ドラッグストアで売っていた滅菌ガーゼは娘のキズには大きく、ガーゼをハサミで切らないとアゴ全体を覆ってしまい不格好になります。滅菌ガーゼなのに家にあるハサミで切るっていうのも、いかがなものかと。

購入した滅菌ガーゼは4cm×2.5cmの滅菌ガーゼに粘着テープが付いている救急絆創膏のようなタイプのものでした。滅菌ガーゼの周囲の粘着テープを切ってサイズを調整できるので、滅菌ガーゼを直接ハサミで切るよりは衛生的に問題は少ないでしょう。

高吸収という名前に負けず、きっちりと血を吸収してくれました。ケガをして病院で治療を受けた夕方以降は、夕食後と寝る前に貼り替えたのですが、寝る前には出血はほぼ治まっていました。

滅菌ガーゼの上にはメディカルテープ

娘がケガをしたのが運悪く、保育園の生活発表会前日。滅菌ガーゼだけではアゴに白いモノが貼りついていて、目立ってしまいます。加えて、滅菌ガーゼに付いている粘着テープだけでは発表会の途中ではがれてしまいそうでした。

そこで、滅菌ガーゼの保護とカモフラージュとして、肌の色に近い茶色のメディカルテープを貼りました。病院で使われているモノと同じ品質の不織布テープで、通気性もよくお肌にも優しいテープです。

手で切れるほど柔らかいテープなので、本当にこんなテープで大丈夫なのかと思いましたが、生活発表会の間にはがれることなく、滅菌ガーゼを保護。遠目に見れば、何かアゴに貼っているのかなという程度の目立たなさで、見た目にも十分役目を果たしてくれました。

出血が止まったら防水テープ

ケガをした翌日、生活発表会が終わった午後に病院で2回目の診察を受けました。その時点で出血は止まりキズの状態も悪くなかったので、滅菌ガーゼではなく透明フィルムをキズの上に貼られて診察が終了。

お医者さんからは「一応は防水フィルムなので多少濡れても大丈夫だけど、ビシャビシャと濡らさないよう気を付けること。フィルムがはがれそうになったら、市販の防水フィルムを貼り替えて下さい」とのことでした。

2回目の受診から3日間ほどは、病院で貼ってもらってフィルムで過ごしましたが、口に近いのでどうしても濡れてしまい端からはがれてきました。

そこで、家に常備してあるニチバン防水フィルムロールタイプの出番です。ケアリーヴTM 治す力TMとかキズパワーパッドTMとかの高機能絆創膏でも良いのでしょうが、病院で処置してもらったの同じように、防水フィルムを貼ることにしました。

防水フィルムを貼るのも高機能絆創膏を貼るのも、同じモイストヒーリング(湿潤療法)というそうですね。キズを治そうとする体液の力を借りて、早くキレイにキズを治す。本当に早くキレイに治りました。

ケガをして6日目、3回目の受診にて完治を告げられました。化膿することもなく、キズはきれいに塞がりました。どんどん成長している子供は、治るのも早いですね。

「お父ちゃんだったら、おっちゃんなので治るのが遅いから、クリスマスになってもまだ治ってないかもしれんな~。」

と娘に言うと、娘は「お父さんっておっちゃんなん?」と笑っていました。娘の笑顔が戻ってひと安心です。ケガをするのは仕方ないとはいっても、なるべくケガは少ない方がいいですよね。

では、また

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