自分のイライラした感情で人と接してしまった時は、素直に認めて反省するだけ

毎日の生活の中では、いろいろな感情を持ちますよね。嬉しいこともあれば悲しいこともあるし、怒りの感情を持ってしまうこともあります。時には、あなた自身の中のイライラした感情を持ったまま、周囲の人と接してしまうこともあるでしょう。

自分のイライラを周囲にまき散らしていると、まわりの人にイライラが伝染してしまい、わけの分からない状況になってしまうこともあります。そんなことになる前に、イライラしてしまった自分を素直に認めて、反省してしまいましょう。

何をそんなにイライラしているのでしょう

あなたは、何をそんなにイライラしているのでしょう。家庭や職場、コミュニティであなたが置かれている状況に不満があるのですか。他の人から気分を害するようなことを言われたり、されたりしましたか。それとも、あなた自身の能力に対する苛立ちですか。

生活していれば、自分の思うようにならないことだってあります。今いる環境は、誰に強要されたものでもないでしょう。住んでいる場所だって、本当に嫌なら変えることだってできますよね。能力が不足しているなら、自分を磨くしかありませんよね。

とはいえ、あなた自身にはどうしようもないことがある時もあります。そんな時でも、イライラを感じているのはあなた自身の心であって、あなたの周囲で起きていることとは直接関係はないはずです。あることに対して、あなたの心が反応しているだけなのですから。

自分の感情に気付くために日常からできること

いつでも、自分で自分の感情を把握できれば良いということは分かっているはずです。とはいえ、苛立ちや怒りの感情に支配されている時には、なかなか自分で気が付くのは難しいですよね。

苛立ちや怒りの感情が心に生じたその瞬間に、自分の気持ちを客観視できるようになれば理想的ですが、これも難しい。であれば、日頃から習慣的にやることを決めておくことを、おすすめします。

例えば、日記をつけたり写経をしたり、仕事にとりかかる前には深呼吸をしたりするのも良いでしょう。スクワットや腕立て伏せなどの筋トレでも良いかもしれません。あまり深く考える必要はないけど、心を落ち着けて集中できる習慣の方が良いですね。

毎日繰り返す習慣にしてしまえば、集中できない時や心に落ち着きがない時には、自分の感情がいつもと違うことに気付きやすくなります。いつもと違うことに気づけば、あとは気持ちを整理するだけですね。

素直に認めて、反省すべきは反省する

自分の心の状態がいつもと違うことに気が付いたら、素直にその感情を認めましょう。その感情が、怒りや苛立ちといったネガティブなものであっても、とりあえず認めてしまうのです。自分は、今ネガティブな感情を持っている、と認めるだけで良いのです。

自分の感情を素直に認めることができれば、少しは自分を客観的に見られるようになります。その感情に、支配されてしまっていた自分。自分の中の感情を、周囲の人にまき散らしてしまっていた自分。そんな姿を、少し引いた位置から見ることができるようになります。

イライラした感情を周囲にまき散らすのは、迷惑ですよね。まわりの人にそんな迷惑な態度を示したのであれば、反省して謝りましょう。感情を持ってしまったことは自分で認め、その感情を周囲にまき散らしたことは謝罪する。そして、翌日には引きずらない。

嬉しいとか楽しいといったポジティブな感情は、周囲の人のおかげと感じることができます。怒りや苛立ちといったネガティブな感情は、周囲のせいにしてしまいがちですよね。年齢を重ねたところで、人は自分に甘いものです。

イライラした自分の感情を、周囲にまき散らしたアホな自分に対する戒めです。

では、また

シェアする

スポンサーリンク