「絶対に浮気しない」と言い切る男性を、私は信用できません。実際にするかどうかは別ですが、浮気をする可能性は誰にでもあると考えています。もし浮気してバレたら、大切なのはその後にどうするかです。
奥さんの妊娠中に始まり、出産後１年以上も継続していた浮気がバレたあなた。そんなアホなあなたが離婚をしたくないなら、やることは１つしかありません。奥さんに「もう一度、この人を信用してみよう」と感じてもらえるよう、全力で自分の言動を変えるだけです。
浮気に至る経緯はお互い様
浮気をするまでに、夫婦関係が冷え切ってしまっていた。
家に帰っても自分の居場所がなく、心を落ち着かせる場所が欲しかった。
単純に、欲求不満を解消したかった。
他にも、浮気したことへの言い訳はいくらでも出てくるでしょう。言い訳に何の意味があるのですか。自分のやったことの正当性を主張したいのですか。それとも、自分の気持ちを分かって欲しいのですか。
夫婦関係が冷え切ったり、家に居場所がなくなってしまったことは、夫婦のお互いに責任があることです。浮気をしたことを正当化する理由にはなりません。欲求不満の解消なら、ビジネスライクに処理しましょう。
浮気に至るまでの経緯を振り返り、お互いに歩み寄って関係性を修復していくことは、確かに大切です。でも、あなたが離婚を回避したいならば、浮気をしてしまったことを誠実に謝罪することが最初です。言い訳している場合じゃないんです。
その後に、あなたの方から率先して、関係の修復のために全力を尽くすしかないのです。
仕事でミスしたら全力で信頼回復に努めるでしょ
仕事で失敗やミスをして、お客さんに迷惑をかけてしまった状況を想定してください。あなたは、どうしますか？昨日入った新人君ではないあなたなら、とるべき行動は分かっているはずですよね。
百年かかった信用も一日で崩れることは、働いているなら基本中の基本です。やってしまったミスを取り消すことはできないけど、誠意をもって謝罪し被害を最小限にするように全力を尽くすことは、当たり前のことではないのですか。
全力を尽くしても、お客さんが許容できる結果が出せないなら、信用を取り戻すことは難しいですよね。最悪、取引を切られてしまう場合だってあるでしょう。「頑張って努力しているのに、理解してくれないお客さんが悪い」と言い訳したら、お客さんは許してくれるのですか。
「もう一度、信用してみよう」と感じてもらうだけ
仕事では信用を取り戻すために全力を尽くすのに、家庭のこと夫婦のことになると全力でやらないのはなぜ。頑張って努力しているのに、理解してくれない妻が悪いと言い訳するのはなぜでしょう。
本当に信用を取り戻し、信頼してもらえるようになるまでには、相当な時間がかかります。もしかすると、少しは信用を取り戻せても、信頼を取り戻せる日はこないかもしれません。
それでも、奥さんに「もう一度、信用してみよう」と感じてもらうことだけを目指して、あなたの言動を変えるしかないのです。「まだ続いてるんじゃないか？」とか、「別の人と浮気してるんじゃないか？」と思われているようでは、全然ダメなのです。
言葉を変えて、行動も変えるのです。その場しのぎの言葉で逃げていたあなたには、自分の言葉に責任を持った行動をすることは、とても難しいことかもしれません。
それでも、あなたが変わらなければ何も変えることはできないのです。あなたは、あなた自身のことしか変えることはできないのです。
もしも「関係の修復なんてする必要はない。子供のために離婚しないだけなので、仮面夫婦で十分やっていける」と思っているなら、きっちりと仮面をかぶりましょう。夫婦の両方が、仮面を付けていることすら忘れてしまうくらいの自己暗示をかけましょう。
甘く見ないほうがいいですよ
「お父さんとお母さんの様子が、、、変だ」
って、子供たちにはバレていますよ。
「浮気しているかも？」と疑われているレベルであれば、浮気していることを全力で否定するのもアリでしょう。でも、奥さんが借金してまで調査会社に依頼し、証拠をつかまれてしまっている状況でジタバタ言い訳している姿は、とても醜悪です。
全力を尽くし、少しでも関係の修復が進むことを願っています。
では、また