イクメンなんていらない

あなたはイクメンですか?私は違います、私はただの夫で父親です。

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イクメンと言われるとイラッとします

Uターンして子供を保育園に預けるようになってから、よく言われるようになったのが

「佐治さんってイクメンですよね~」

って言葉です。別にその度に「いや父親ですっ(キリッ!)」って言い返す程めんどくさい奴ではないので笑ってますが、結構イラッとしてます。

神戸で上の子を保育園に預けているときは、「イクメンですね~」なんて言われた事がなかったと思うので、余計にひっかかるのかもしれません。やってることは変わってないんですけどね。

何がひっかかっているのかというと、私が「イクメン=育児に参加しているお父さん」という意味でとらえているからなのです。

育児は「お父さんも参加するもの」ではなく、「お父さんもやること」

家事は「夫が妻を手伝うもの」ではなく、「出来る範囲で分担してやること」

だと思っています。

育児や家事はやって当たり前

男性は是非、独身時代に独り暮らしをした方が良いです。理由は、親元を離れることで、必然的に家事をこなさないと困ることに気付き、自分のことは自分でやらないと、誰もやってくれないという当たり前のことに気付くからです。(女性でも同じかもしれません…)

まれに、ずっと実家暮らしなのに何でも出来てしまう人がいますが、そういうデキた人はそっとページを閉じて下さい。

私自身は、大学生時代に風呂無しアパートからスタートする程度には貧乏学生でしたので、同期の友人と情報交換しながら手軽で安上がりな自炊のやり方を体得していった経験があります。調理をすることが苦ではなかったということもありますが、やってみると楽しさも見えてきますし、逆に大変さもよく分かります。

自分一人のことでさえ、やってみると結構手間がかかるのに、結婚して子供ができて、しかも共働きとなったら、夫婦で分担してやっていかないと、やってられなくなります。

家事に関することを全て半々で分担するなんて、所詮は無理ですので、お互いが出来る範囲でやれることはあるはずです。

育児にしても、仕事の都合もあるかもしれないので毎日子供の世話をするのは難しいかもしれませんが、やる気になれば早く帰れた日や休日等でいくらでもできます。やらないのは、やる気がないだけです。

とはいえ、「手際の悪いダンナに任せてイライラしたり、心配するくらいなら自分でやる」っていう奥さんもいると思います。でも、やってもらって当たり前みたいな態度じゃなく、「いつもありがとう」の一言がたま~にでもあれば嬉しいでしょ?

やらない、出来ないなら気遣いくらいせ~や!ってことです

イクメン気取るなら稼げ

何かの記事で「年に1000万円を家に入れてくれたら、それだけでイクメンやわ~」という内容を読んだことがあります。

「自分は育児に参加してます、家事を手伝ってます」って誰に向かってアピールしてんの?ただの自己満足じゃない?イクメンなんぞ気取ってるなら、鼻歌まじりで楽勝でこなして、ガンガン仕事してがっつり稼いでみせましょう。

とはいえ父親ってやつは

子供が生まれた時には既に母性が標準装備されている母親と違って、父性なんてものは子供が生まれてからやっと芽生える程度の実感しかない悲しい生き物です。生まれたばかりの子供を見て「サルみたいな顔やな~、これが自分の子供なのか~?」って思っちゃう程におバカなのは自覚してます。

私はイクメンではありません。ただの父親です、父親になろうとしている未熟者です。

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