子供の靴を洗うと、子供たちの成長をしみじみと実感する

もうすぐ梅雨の時期とは思えないほど、6月初めの週末は良い天気でした。天気が良すぎて、カミさんから子供たちの運動靴を洗うミッションを命じられました。子供の靴を洗うたびに、「大きくなっているのだな~」と実感します。

干した靴

「普段、子供を見ていないから分からない」のではありません

「子供の靴を洗ったくらいで成長を実感するとは、普段から子供を見ていないからでしょ。ホント、父親ってお気楽でよろしいな~」なんて言われてしまいそうですが、子供と接する時間は長い部類に入ると自覚しています。

子供と接する時間が長いと、少しずつ成長している姿を日常として見ていることになります。日常の生活でやるべきこと追われてしまい、しみじみと「成長しているな~」と感じることができる程の余裕が不足していたのでしょうね。

子供の靴を洗う時は、少し違います。一緒に靴を洗うには少し幼い子供たちですので、お昼寝をしている時間などをねらって、私がひとりで洗うことにしています。子供の靴をじっくり手にして眺めることで、大きくなっていると実感できるのですね。

靴以外でも、子供の成長を感じることはある

「靴以外では子供の成長は実感できないの?」と怒られそうですが、そんなことはありません。抱っこやおんぶしたり肩車をするときなどは、ずっしりと体重を感じ、嫌でも成長を実感しています。

6歳になる娘のピアノ練習に付き合うと、いつの間にこんなに弾けるようになったのかとビックリする。数字を読むことにほとんど興味がなかった3カ月前と違い、目に入る数字を声に出して読みまくっている4歳になる息子。

当たり前のことですが、日常生活の中で成長を感じる場面はあります。日々、子供たちは驚くほどのスピードで成長しています。親は昨日と変わらない今日を過ごしているつもりであっても、子供たちは昨日とは全くちがう今日を過ごしています。

子供にとっては、昨日も1ヵ月前も同じ過去「きのう」という言葉でくくられてしまいます。

それでも、子供の靴は象徴的だと感じる

初めての靴

「成長をしみじみと実感する」のは、子供の靴が象徴的だと感じています。上の画像は、娘のファーストシューズです。サイズは11.5cm。手のひらにすっぽり乗っかる大きさしかありません。

それが今では17cmの靴。かろうじて手のひらに乗りますが、小さくてかわいいファーストシューズと比べると、しっかりと存在感があります。ひとりで子供の靴を手にして洗う、成長をしみじみと実感できるその時間は、私にとって大切な時間です。

それはそうと、ファーストシューズを買った時

「こんな小さな靴をどうやって洗うの?歯ブラシとか使ったらいいの?」

と思ってカミさんに相談。すると「こいつアホちゃうか。使い古した歯ブラシなんぞでかわいい娘の靴を洗うわけないやろ!」と言わんばかりの顔で、教えてもらったのがこのシューズクリーナー

見た目は、台所用スポンジに似ています。「こんなモノで靴を洗えるの?もっと、こうガッツリとしたタワシとかの方が良さそう」とは思いましたが、そんなことを言えるはずもなく購入して以来、靴を洗う係を任命されました。

かれこれ5年近くは使っているでしょうか。そんなに頻繁に子供の靴を洗っていないこともあるのですが、まだ現役で役に立ってくれています。

頼りなく思えたクリーナーですが、子供の靴を洗うのにホント便利です。細く丸くなった部分が、子供の小さな靴の中にしっかり入っちゃうのです。さらにポイントは、羽根の先端のように三角形になった部分。靴底の溝の汚れも、この三角形でゴシゴシすれば洗えちゃいます。

ホントに良くできたクリーナーで、最初に疑った自分を恥ずかしく思います。

子供たちはあと何年、このシューズクリーナーで洗うサイズの靴を履いているのでしょう。

このクリーナーが必要ない靴を履くころには、靴洗いの任務からも解任されてしまうのでしょうね。いずれ解任されるのです、靴洗い任務に就いている間くらいは、楽しみたいものです。

では、また

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