小さなお祭りで小さな子供たちの神楽を観賞、何だかほっこりしました

隣の地域の小さなお祭りで披露される、子供神楽を観賞してきました。保育園のお友達が出演するということで娘と息子にせがまれて、行かざるをえない状況だったことはナイショです。

舞台で演じるお友達

保育園のお友達が子供神楽の舞台に立つ

私の住んでいる地域では、備中神楽という伝統芸能の保存会がいくつもあります。神楽の保存と継承を目的として、子供たちに神楽を教えている保存会もあります。娘と息子のお友達は昨年から、保存会に通い神楽を習っていたようです。

これまでも舞台には立っているようで、何度か「見に来ない?」と誘ってもらっていました。なかなか都合が合わなかったのですが、今回は観賞させてもらうことができました。

娘と息子の保育園のお友達なので6歳と4歳、そんな小さな子が神楽を舞うのです。小学生以上の子供が演じる神楽は観賞したことがありましたが、4歳の子供が舞う神楽は今回初めて観賞させてもらいました。

お友達の演じる姿を初めて観賞

知っている子供ということもあるのでしょう。普段の姿からは想像できないくらいしっかり舞台に立ち、頑張って演じている姿に感心してしまいました。小さな体ながら、一緒に演じる小学生のお兄さん達に遅れないよう、一生懸命に舞っている4歳と6歳の少年。そこには、巧拙を越えた感動がありました。

ぎこちない部分や本人が焦ってしまっている場面もあったのですが、そんなことは全く気にならない程、真剣に神楽を舞う小さな姿は光っていました。

娘と息子にとっても、保育園のお友達が本番で舞っている姿を見る初めての経験でした。ふたりとも神楽を見ることが好きなのですが、自分の友達が神楽を舞っている姿に圧倒され、見る方も真剣に見入っていました。

小さなお祭りだけど、あったかいお祭りでした

お祭りが行われた場所は、私が住んでいる地域とは隣の地域の小学校の校庭でした。田舎での隣の地域は結構な距離があり、自宅から10kmほど離れています。三方を山に囲まれた麓にある、のんびりした場所です。

派手さはありませんが、地元の人たちの手作り感が満載。地元の民謡会や舞踊の団体、子供神楽をやっている保存会などが、ステージで日頃の練習の成果を披露する和やかな空気のお祭りでした。

山に囲まれて空が小さい典型的な山間部の小学校の校庭で、秋が深まり山も色づいてきた季節の日曜日の午後。観客席の後方から楽しんでいる人たちの姿を見て、何だか急にほっこりしてしまいました。

参加している人が心から楽しんでいる空気に満ちた、あったかいお祭りでした。

娘と息子は、ビデオに収録したお友達の猿田彦の舞に合わせて、毎日のように自宅の居間で舞っています。うるさくてしょうがないですが、好きにさせています。ふたりの楽しそうな笑顔を見てしまうと、毎日見るのはヤメようと言えません。

では、また

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