お風呂のシャワーと蛇口からちょろちょろ水が止まらない、切替弁の交換でスッキリしました

現在住んでいる実家のお風呂は、改装して17年ほどになります。約半年前あたりから、シャワーとカラン(蛇口)の切替レバーを「止」の位置にしても、水がちょろちょろ出て止まらなくなってしまいました。

水が出なくなる絶妙な位置があって、使う度に調整して水を止めていたのですが、いちいち調整するのは面倒です。半年ほど頑張っていたのですが、我慢の限界に達して自分で部品(切替弁)の交換をしました。

まずは情報収集し、自分で交換できると判断

お風呂の洗い場のシャワーは、株式会社KVKのデッキ形サーモスタット式シャワーKF133という型番(販売終了商品)です。

シャワーの型番を手がかりに、水が止まらない原因をネットで調べたところ、切替弁のゴムパッキンが劣化して水がきちんと止まらないことがあると判明。シャワーとカラン(蛇口)の切替弁を交換すれば改善すると分かりました。

切替弁を掃除するだけでも、水が止まる場合もあるそうです。この程度なら自分でやれると判断し、メーカーのホームページでKF133の分解図(水栓)を入手。とりあえず、分解して掃除してみました。

必要な工具をそろえて、分解して掃除

切替弁の交換に必要な工具は、下の写真の2つ。写真上側がウォーターポンププライヤーで、下側は普通のマイナスドライバーです。ウォーターポンププライヤーがなければ、大きめのモンキーレンチでも代用は可能です。

ウォーターポンププライヤーとマイナスドライバー

切替弁を取り出して掃除するために、これらの工具を使って混合水栓のカバーを外して分解していきます。

まずは、シャワーとカラン(蛇口)の切替レバーの下にあるカバーを外して、止水弁を閉めておきます。止水弁を閉めないと、この後の工程で水が噴き出してきて、収拾がつかなくなってしまうので、必ず最初に閉めておきましょうね。

止水弁のカバーを外した混合水栓

止水弁を閉め終わったら、以下の手順で混合水栓を裸にしていきます。

1:切替レバーのカバーを外す。

2:「シャワー<止>カラン」と書かれた部品を外す。

3:カラン(蛇口)を外す。

4:混合水栓を覆うカバーを外す。

以上の手順で混合水栓を裸にできたら、ウォーターポンププライヤーで切替弁を固定しているナットを外し、最後に切替弁をまっすぐ引き抜きます。

カバーを外した混合水栓

取り外した切替弁を、使い古しの歯ブラシで掃除してみましたが、それほどキレイになった様子はありません。無駄だと思いつつも、掃除した切替弁を元に戻して混合水栓を組み直してみました。

結果、ちょろちょろ水が出る症状は全く改善されず。分解→清掃→組み立てをして、状況が変わらずという徒労感にまみれて、その日は終了です。

切替弁を掃除してもダメなので、新品と交換

掃除しても状況が改善できなかったので、切替弁を交換するしかありません。アマゾンとか楽天でも切替弁は購入できますが、いつもの習慣でヨドバシカメラにて注文。メーカー取り寄せのため注文から約1週間で切替弁が届きました。

新しい切替弁PZ619F

一度やった混合水栓の分解なので、テキパキと分解して切替弁を交換できました。肝心のちょろちょろ水漏れはというと。

今まで何をしていたのだろうって思うほど、きっちり水が止まってくれます。切替レバーの動きもスムーズになって、ピタッと水が止まる。こんなに気持ちいいことはない。

当たり前のことが当たり前でなくなって初めて「ありがたさ」に気付くのだと、お風呂のシャワーごときで感じさせられました。

シャワーとカラン(蛇口)の水がちょろちょろ出てお困りの方は、すぐに切替弁を交換するのです。3,000円程で毎日のイライラが解消され、小さな幸せすら感じられる。

全力で、おすすめします。

では、また

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