4月からピアノ教室に通い始めた娘のために譜面台をDIYしました。
私の仕事でも書見台としてA3サイズの図面を置ければ便利なので、大きめの譜面台or書見台をネットで探してみたのですが、大きいサイズのものは結構な金額となるため自作することにしました。
材料の買い出し
ホームセンターにて下記材料を購入しました
種類 | サイズ(mm) | 金額(円) |
パイン集成材 板 | 厚12×幅350×長さ910 | 1200 |
1×2材 | 長さ910 | 180 |
白木材 板 | 厚12×幅45×長さ910 | 360 |
金折れ | 50×50(3枚入り) | 160 |
蝶番 | 38×38(2枚入り) | 120 |
蝶番 | 64×64(2枚入り) | 180 |
塗料、木ねじ等は以前使用したものが家に残っていたので、今回は購入していません。
材料の加工
①材料を卓上の電動のこぎりで切断します
②サンドペーパー80番で面取り及び譜面台の角おとしを行いました。使用した木材が軟らかいためサンドペーパーで十分加工できます。
③サンドペーパー320番で下地調整を行い、仮組みして確認しました。下の写真は塗装前の状態です。全てバラしてから塗装した方が仕上がりは美しいのですが、今回は横着して裏側のパーツは組んだままで塗装しました。
塗装作業
①木材の目を埋めて、ニスの「のり」をよくするために水性シーラーを塗りました。塗った後は2~3時間放置です。
②シーラーが乾いたら、サンドペーパー400番にて表面をかるく研磨し、水性ウレタンニスを塗りました。水性ウレタンニスは透明クリアです。またまた2時間ほど放置して乾燥させます。
③ニスが乾いたら、サンドペーパー600番にて表面をかるく研磨し、水性ウレタンニス(2回目)を塗りました。これが仕上げ塗りとなります。塗った後は乾燥ですが、夕方になり作業時間がなくなったので翌日の昼まで放置しました。
④翌日、ニスは完全に乾いているので、サンドペーパー1000番にて表面を優しくなでるように仕上げ磨きをして塗装作業は終了です。下の写真は塗装完了後の状態です、写真だとよく分かりませんが、ちゃんと表面にニスの膜ができて艶が出ています。
本組・完成
塗装が出来たので、本組みして完成です。
角度調整のために、ミゾを加工するかどうか悩んだのですが、仮組みの段階で木材の摩擦だけで角度が調整可能であると判断して今回はミゾ加工はしていません。
下の写真は、娘が練習に使っているキーボードの後ろに設置した様子です。机の天板からキーボードまでは、別の台を作ってゲタをはかしてかさ上げしています。これで練習してくれるかな?
ちなみに、「何でキーボードなんかで練習させてんねん!電子ピアノくらい買ったれや~」との声が出そうですが、習い始めたばかりで続くかどうか分からない状況で楽器を買ってしまうと、もし辞めた場合に娘が「あぁ~、ピアノ辞めてしまったな~」と挫折感にさいなまれそうなので、とりあえずは家にあったキーボードで練習させることにしました。小学校に入ってもピアノを続けるようなら、最低でも電子ピアノは必要なのかな?
ま、楽しんで続けてくれるならそれが一番です
では、また