小学校に入学する娘のために、仕事部屋を模様替えして学習スペースを確保しました

Uターンしてから住んでいる実家は、部屋数は多いけど日常的に使える部屋は少ない古い家なので、小学校に入学する娘の部屋を単独で確保するのは難しいです。

対策として、私の仕事部屋を模様替えすることで、娘の学習スペースを確保することにしました。

まず最初はシミュレーションです

娘の学習机は新品の机ではなく、実家に残っていた妹の学習机です。

「新しい机を買おうか」と聞いたのですが、娘の希望は「あの机を使いたい」ということで、数十年ぶりに学習机としての役目に復帰しました。

模様替え前は、娘の使う机は私の仕事机と並べて置いていました。いきなり机を動かすと収拾がつかなくなってしまいますので、まず机の配置シミュレーションから始めました。

仕事部屋を整える際に描いた図面を活用

Uターン後に私の仕事部屋を整えた際に、部屋を測って作成した図面があります。今回の模様替えでも、その図面を活用してレイアウトのシミュレーションをしました。

仕事部屋を整える時は、パソコンの画面上でCADを使ってシミュレーションしたのですが、今回は少しアナログな手法を使ってみました。

今回はアナログな手法で試行錯誤

今回は以下のような、とてもアナログな手法であれやこれや考えました。

①:仕事部屋の図面をA4用紙にプリントアウトします

②:図面を縮尺を合わせた机や家具を別の紙にプリントアウトします

③:机や家具を切り出して、薄い段ボールに貼り付けます

④:①の図面の上で、机の配置をあれやこれやします

レイアウトを考える時に、重視したポイントは以下の2点です

  • 私と娘の位置関係は、お互いに気にならないか
  • 娘の机と窓の関係は、快適かどうか

私と娘が、お互い自分の机に向かって作業や宿題をする時に、視線や動作が気にならないレイアウトにしておきたい。

窓から娘の目に映る景色や日光の入り具合によって、快適さも変わります。窓から入る風を感じたい時もあるでしょう。

図面を活用したシミュレーション

子どもが遊ぶように何度も図面の上で家具を動かして決めた、レイアウト案が上の画像です。

こんな手間をかけなくても、パソコンの中だけでも配置は検討できます。しかし、今回は娘が使う机のレイアウトの検討なので、私だけが模様替え後の姿をイメージできていれば良いわけではありません。

パソコンの中で検討した結果を印刷して見てもらうより、手に触れる形で確認できる方が、娘とカミさんは分かりやすいと考えました。その場で、段ボールに貼った机の模型を動かし、あれやこれやできますしね。

娘とカミさんに相談してレイアウト決定

私のレイアウト案が固まったので、娘とカミさんに相談しました。

娘は、「使いやすいようにしてくれれば、何でもイイよ」と軽い返事。

カミさんは、「物を置くスペースは?娘のキーボードはどこに置く?ピアノ練習の譜面台はどうする?」と、使い勝手に関する指摘。

とりあえずレイアウトを先に決めて机を配置してから、使い勝手が悪くならないように配慮すると約束して、カミさんにもGOサインをもらえました。

レイアウトが決まったら、次は肉体労働です。

レイアウトを決めたら、肉体労働

仕事部屋に合わせて私が自作した机や棚を、決定したレイアウトに合わせて再加工しないとダメです。新しい机と棚の制作も必要です。ここから先は、肉体労働です。

既存の机と棚を分解し、再加工

娘の机が鎮座する予定の場所には、既製品の事務机とL字形になるように、部屋の形に合わせて自作した机と棚があります。まず初めに、この既存の机と棚を分解して再加工し、娘の机を設置するスペースを確保します。

模様替え前

L字形を構成していた机は分解して、半分の長さに再加工。色々と物を置くのに便利に使っていた棚は、新しい机と棚の材料とするために分解しておきます。

上の画像は、分解・再加工する前のL字形を構成していた机と棚です。

新しい机と棚の制作

既存の机と棚の分解・再加工ができたら、娘の学習机を移動させます。学習机が元あった場所にできたスペースに置く、新しい机と棚の制作が次の仕事。

新しいといっても、以前の棚に使っていた材料を再加工することで、机の部分は制作できました。机の上に乗せる棚やキーボード台を作るには手持ちの材料が足りず、材料を購入して制作しました。

下の画像が、制作した新しい机と棚です。

模様替え後-追加製作の棚

娘が弾きやすい高さで作ったキーボード台が、ちょうど机の下に入る寸法。脚元にキャスターを付けて、ピアノ練習をする時にはゴロゴロと引き出してもらう想定でした。後日、譜面台の作り直しによってキーボードの位置は変わってしまいます。

お下がりの机でも、娘は喜んでくれました

模様替えが完了して、部屋を娘に確認してもらいました。

本当は新品の学習机が欲しかったのかもしれない娘ですが、お下がりの机でも「自分の机」ができたことに喜んでくれました。自分だけのスペース、自分が好きにしていい場所ができて嬉しかったようです。

年季の入ったお下がりの机です。娘に確認してもらう前に、頑張って掃除したのですが落ちない汚れもありました。

机の引き出し修理

横長の引き出し前面の板は、表面の薄い板が取れかけていて少し危ない状況だったので、前面の板ごと新しい板に取り替えました。

今のところ、娘は文句を言うことなく使ってくれているお下がりの学習机。小学校の間くらいは、娘と一緒に過ごしてもらいたいと思っています。

では、また

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