再就職先では、不良サラリーマンとして働いていた私ですが、真面目な社員でないことへの不安や焦りは、もちろん「多少は」ありました。多少は、の時点でダメ社員ですね。
私の場合は、働き方を自分で勝手に決めることで、なんとか自律神経失調症と折り合いをつけながら働くことができました。世間のルールからは外れているでしょうが、働き方を自分で決めれば少しは楽になれますよ。
この記事は、マジメで一所懸命に働いた結果に体調を崩して、うつ病や自律神経失調症で苦しんでいる人に向けて贈ります。自分で適切にストレス発散ができ、うまいことサラリーマンやれている人は御遠慮下さい。
一般的なルールから外れる不安はあって当然
自律神経失調症になるくらいなので、基本的に性格はマジメな方でしょう。そんな人が、自分の体調に合わせて午後から出社してみたり、ダメな時は休んでみたりするのは勇気が必要だと思います。
「他の社員に自分はどう見えているのか、周囲の目が気になってしまい出社する」
「体調が悪いくらいで休んだりすると評価に影響があるから、吐きながらでも出社する」
すごく良く分かります。世間や会社の一般的なルールから外れるような働き方をするには、かなりの不安があって当然です。不安を感じない人は、そもそも働きすぎで病気になったりしないでしょう。
不安を感じるかどうか、結局は自分次第
決まった時間に在席していないと、全く業務にならない仕事もあるでしょう。そんな仕事の場合は、働き方どうこうでなく、体調が戻るまできっちり休みましょう。休めないようなブラックなところは辞めた方が良い、あなたのためです。
時間ではなく、内容や成果品の出来が重要な仕事の場合は、ルールから外れても何とかなるもんです。その仕事で外してはいけないポイントは何でしょう。仕事のレベル、成果品のクオリティ、納期や締切り、約束やアポイントメントなどは守るべきポイントになるでしょう。
それでは、上記以外のことはどうですか。体調が悪く、使いモノにならない頭と体で出社することで良い仕事できますか。同僚や上司の目は、成果品のクオリティに影響ありますか。時間通りに出社する必要が本当にありますか。
自分を良く見せたい欲求は、とりあえず捨ててしまうことです。周囲の目や、評価を気にしているのは自分自身です。今、一番大切にすべきはあなたの心と体なのです。
不安に思う気持ちはあって当然ですが、不安を抱え続けるのも捨て去るのもあなた次第です。心と体が万全の状態になれば、いくらでも働けます。今の状態に合った働き方を、自分で決めちゃいましょう。
今の会社、職業でなくては生きられない?
新卒で入社した会社には、思い入れがあるでしょう。その職業に就いた自分に、プライドを持つ気持ちも理解できます。でも、今の会社や職業にしがみつくことが自分に本当に必要なことなのでしょうか。
その会社、その職業でしかできないこともあるでしょう。でもそれは、心身の状態が万全であることが大前提であるはずです。今いる場所で頑張り過ぎて、体を壊してしまったのではないですか。
私自身が、新卒で入社した会社で復帰を焦り、結局は病気退職してしまっているので偉そうなことは言えません。しかし、だからこそ働き方を考えて欲しいのです。会社を退職したからって、命まで取られるわけじゃないんです。
今の職業が好きで、その仕事に縁があるなら、一時期は離れたとしても必ずまたチャレンジする機会はあります。今いる場所、環境に固執しない方がよいです。
働き方の多様性なんて、天から降ってくるものじゃない
自分で働き方を決めて、そのやり方を認めさせれば良いのです。うまく行かなければ、やり方を変えてアレンジして再度やってみてもいいでしょう。それでもダメなら、その会社を去るのも選択肢の一つです。
働き方の多様性なんて言葉が出てきています。そんなこと、上からのお達しでどうこうという種類のものじゃないと思います。結果に責任を持つならば、自分の働き方は自分で決めちゃってもいいんです。
大切な事はなんですか?その会社に勤務していることですか。その職業に就いていることですか。会社の同僚や上司の目を気にすることですか。一般的なルールに従うことですか。
一番大切な、あたな自身の心と体の健康よりも優先すべきことがあるのですか。
では、また